オズの魔法使いを読んで 〜ブリキ男の過去、それぞれの個性の素晴らしさ〜
オズの魔法使いを子供の時ぶりに読んだ。
印象に残ったのがブリキ男の過去。
ブリキ男って、ほんと悲しい過去があったのね…と。
元々きこりの子供で、とても好きな女の子がいてその子と結婚するために
仕事をがんばっていたのに女の子のおばあさんが2人を結婚させたくないから悪い魔女に頼んでブリキ男の“おの”に魔法をかけて左足を切り落とさせて…(つづく)
という話。
しかもその女の子のおばあさん、じぶんが怠け者で女の子に家事やらせたかったから結婚妨害って。えー。ひっどーい。
これまでブリキ男のカードを引くと、“いま感受性がつよい時期か。わたしはいつもよりセンシティブになっているのね“。と思っていたけれど、今回本を読んでみて、“うわー…こんな経験してたらそりゃー傷つくわ、このカード引いた時は基本あまり無理はしない方が良いってことだな…“と感じた。
ドロシーたち4人の中でいちばん涙もろいブリキ男。すぐ泣くのに泣くとブリキが錆びて体が動かなくなってしまう。オイルは彼の必需品。
こころが疲れる前に定期的なメンテナンス、重要。
わたしの中でオズの魔法使いの読書体験は、インナーチャイルドカードを勉強すること、毎月の読み会に参加することにとても通じていた。
火地風水、違う元素の4人がそれぞれ違う目的を持って、旅をする。
(いろんなひとがいるって良いよね。じぶんの中の四元素を全部使えたら良いよね。)
わたしにはそれがないと思っていてもすでに手にしていたり。
(カードに描かれているのはすべてじぶん。ぎょ!と思うカードでもそれができるタイミング、向き合えるタイミングだから引いている)
そして仲間(読み会)の存在があって、それぞれに励ましあう。
エメラルドシティにも、その後でグリンダに会いに行く時も、4人がそろって助けあわなければ行けないのだ。
最後に、日々生きているといろいろあるけど、エメラルドシティまで一歩一歩、景色やプロセスを楽しんで行けたらいいな〜!ということで、映画WIZからマイケルジャクソンとダイアナロスの“Ease on down the road“を。こころがふわっと元気になる1曲。