王子はなぜ野獣になったのか?美女と野獣の原作を読んでみたの巻 その2【インナーチャイルドカードと読書記録】
美女と野獣のお話。前回からのつづきです。3週間も経ってしまった…。師走のせいにしよう。
今回も少々ネタバレ含みますので、原作を読んで内容を知りたい方はここで画面をとじてくださいね。
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さて、前回はディズニー版とヴィルヌーヴ夫人版(オリジナル版)でなぜ王子は野獣になったのかを比べてみました。
あれ〜王子ったらわがまま男じゃなかったんじゃん!と思ったわたしはオリジナル版を短縮したとされるボーモン夫人版も読んでみることにしました。
ボーモン夫人版に至ってはなんと
「意地悪な仙女がおりましてね、ぼくがあんな姿になるように、むりやりぼくに言い渡したんですよ」(本文より引用)
としか書いてありませんでした。いくら短編小説だって言っても理由短すぎやしないか…。
みんなあまりなぜそうなったのか?って気にしないんでしょうかね。
なんでなんで?どーしてどーして?と知りたくなっちゃうけどなぁ。
"意地悪な仙女がいたんですよ…"だけじゃわたし到底納得できないです。
仙女の生い立ちまで知りたくなってしまう。
結局今回の読書で、王子が野獣になった背景については一応わかった訳なのですが、それよりも“なんでなんでどーしてなんで?“っていう自分の探求性をあらためて自覚したような気がします。
そういえばインド占星術の鑑定を受けた際も
“あなたは本質に行き着こうとしたがる。本質を極めたがる。“と言われました。
当たってる〜。占いってやっぱりすごい〜。
そうそう、わたしは野獣になった理由が結構重要だと思っていたので玉紀先生にこのあたりのことを聞いてみました。玉紀先生は、“突然 悪が降りかかってくるようなことのが実は多いじゃない?”というようなことをおっしゃっていて、わたくし深く納得。
なんでこんなことがわたしの身に起きるのかって感じることありますもんね。
そういう意味ではディズニー版の方が“おとぎ話的“なのかもしれません。
いい子にしていれば大丈夫!みたいな感じ。
そういう側面も人生にあるとは思います。一種の生存戦略。
(でもいい子のやりすぎはほどほどに…自戒をこめて)
はっ!そして突然気がつきましたが、"いい子にしていればわるいこと起きない!"とわたしが思っていたから、信じていたから、野獣になった理由をこんなに気にしたのかもしれません。ひー。
"自由でいたっていいことばっかり♡"に今この瞬間から己の信念を変えよう。
ちなみにオリジナル版ではベルの出生の秘密も描かれています。
美女と野獣は結ばれる運命だったのねえ〜と思うような描写もあり、結構おもしろかったです。こっちバージョンで映画化しても面白そうな気が。
おとぎ話というか妖精やら不思議な存在が出てくる話ってやっぱり面白いですね。
読書の冬〜♪