水風井 上爻な日 ~グランマ•モーゼス展~
今日は世田谷美術館で開催中(2022/2/27まで)のグランマ•モーゼス展に行ってきました。
かわいい、ほっとする絵の数々。
ソファーの横に飾って、紅茶を飲むときに眺めたい絵という感じだった。
今日は前から有休を取っていて、どの美術館に行くかは易を立てて決めた。
いくつか候補はあったけどグランマ•モーゼス展の卦は"水風井 上爻"だった。井戸からこんこんと溢れるきれいな水。それをみんなに飲んでもらう、そんな大吉の卦。
グランマ•モーゼスはなんと70歳で絵筆をとり、亡くなる101歳まで描き続けたんだそう。あんまり絵のことはわからないけれど、子供が描く絵のようなのびのびした印象をわたしは受けた。描くのがとっても楽しいんだろうなぁ〜と。のびのびと楽しそうな絵、だいすき。
井戸はメンテナンスが必要なときもある。
でもいつもそこにある。水風井の卦は、みんなに水を飲んでもらえないような爻もある。けれど、そこにあり続けること、なにかをたんたんと続けるということってとても大事なんだろうなぁ〜、70歳から亡くなるまでずーっと絵を描きつづけたグランマ•モーゼスと"水風井の上爻"が自分の中でリンクしてそんなふうに思った。
ずーっと飽きずに続けられるくらい好きなことがあるってほんとラッキー。
誰かに飲んでほしいからお水をきれいにするわけじゃないけれど、自分の中からこんこんと湧き出る水をなるべくピュアにキープしておいて、それを誰かが飲んでくれて渇きがすこしでも癒えたらそれはそれはすてきなことだと思った。
次はなにを観に行こうかな〜
ミロかな〜🎶
わたしのすきな卦
皆さんは好きな卦ってありますか?
人気なのは、火天大有、地天泰、風雷益とかでしょうか。
わたしもこの3つは大好きです。
でも意外とうれしいのは天雷无妄(てんらいむもう)かなーと最近おもいます。
自然の成り行きにまかせましょう、な感じ。
この卦が出た時はどれだけ無心になれるかがポイントのようですが、そこがなかなかむずかしい。
でも、とにかく天におまかせしていれば良いのね、おっけー!ジタバタしないでおくよー!とシンプルに受け取っています。
なにかがスパーンと叶うときって、もうおまかせします!みたいな境地になったり、色々一生懸命動いてみたけどうまくいかない、もうなるようになるしかない、ポーンっ!と望みをじぶんの外に投げたときが多い気がします。
あ、でも人によるか。もっとスルッと叶えられる方もいますよね。
わたしは結構はげしめなタイプです。
もう万策尽きた…どうしてくれんの、また振り出しじゃん!みたいな時にコロリーンと幸せがやってきたりします。
でもこのワザ、計算しても使えないんですよね。本気でおまかせしないとワザがうまく発動しない。
そんなことも含めて、"天におまかせ"な天雷无妄がすきかなと思います。
じぶんの小さな頭を超えて、この世界はひろいのだ〜と感じられるこの卦が。
ひとつになんて決められないのだ。エネルギーバランス取れてきたかもの話。
今から10年以上前に占いで、"あなたは色々なことをやりすぎている。一本に絞った方が良い。ひとつ、これだー!ってものを見つけるといいね"と言われた。
わたしもそう思っていたから、その"なにかひとつ"を見つけたくて色々トライした。
命式では"自我400点!"みたいなわたし。
(たまき先生に鑑定で“もうまいまいさんは『ありのーままのー』はやらなくていいんだからねっ と言われてほんとおかしかった笑。わたしレリゴー大好きでバンドでも歌ったし、カラオケ行ったら必ず歌うし笑)
やりたいことや興味のあることは常にたくさんある。
ちなみに今までやってみたこと↓
長く続けられなかったものもあり。
テニス、ヨガ、ガラス工芸(鋳造ガラス)、吹きガラス、バーナーワーク(とんぼ玉)、ステンドグラス、フラ、ライアー(竪琴)、ウクレレ、ギター、ゴスペル、バンド活動、フックドラグ、編み物、手織り×2、和紙ランプづくり、張り子、陶芸、フェルト手芸、マクラメ、モノポリー、、、
(書ききれないし覚えきれない)
でも正直、これ一本!って決められないと思う。
そもそもこれ一本!ってなんなんだろう。
この世にはたのしいこと、うつくしいもの、すてきなことがたくさんある。
インナーチャイルドカードだって、易だって、アカシックリーディングだって、夢占いだってぜんぶ魅力的。
でも、なんか最近思うのは、わたしバランス取れてきた!ということです、うむ。
インナーチャイルドカードをたまき先生に習いはじめて、あんこ先生の易の読み会にも参加させてもらったりの占い活動部門。
あとはひきつづき編み物したり、ガラスでお皿を作ったり、絵を描いたりの創作部門。
この2つをやってようやくわたしは満足することに気がついた。
占い系と創作系の2本立て!
どっちかになんて決められないのに今までどっちかを1番に決めなきゃいけないような気になっていた。
あの時の占い師さんの言葉と、じぶんの中のフラフラしてちゃいかーん!みたいな思いがパチっと噛み合ってつよめの信念になってしまっていたのかな。
いまは、午前中はインナーチャイルドカードの本を読んで、午後は編み物をして、寝る前は易の本を読んで…みたいなのがとってもたのしい。
とりあえずこのバランスにたどり着けたことがうれしいな。いままでずいぶんとエネルギーを持て余していた気がするな〜。
だから会社に余計なエネルギーをそそぎ、無駄に疲れて…みたいなことをやっていたかも。
きっと人それぞれ、エネルギーバランスがあるのですねえ。
これを見つけるの、結構たいへんだった!
皆さまはどうなんだろう。すぐ見つかるものなのかな。気になる。
職場で出会った、占いをやっているひとびと。
今日ふと思い出した。
社会人になってから職場で(現在4社目)、"実は占いをやっているんだけど良かったら見させてくれない?"と言われたことが2回あるなぁと。
4社中2社で声かけられてるって平均的なのか?実は"隠れ占いやっている人"って多いのかな。
1人目は2社目で出会った隣の部署のひとまわりほど上の方だった。仕事ができる面白いおねーさんで仲良くなりたいな〜と思っていた。
偶然飲み会で隣の席になり、"彼氏に突然ふられました〜"とぼそっと言ったら"わたし占いやるんだけど、良かったら占うよ"と言ってくれた。
占術は不明。鑑定内容はなんとなく覚えているけど、それよりも"好きな人と別れて良く平気にしているね。わたし、彼氏と別れたあとは息の吸い方忘れるくらい辛いけど…"と言われたことの方が印象に残っている。
この時の彼氏は自分なりには結構好きだったのだけど、フラれた翌朝には"今日がこの件に関しては一番つらい日だ!時間が経てば傷も癒えるでしょ〜"と思っていた。当時23歳。
それなりに心に穴はあいたけど、息はまったくもってふつうに吸えていた。息をふつうにしている自分て変なのかなぁ?という思いが印象に残っている鑑定。
2人目は、1人目のおねーさんからはだいぶ時間が経って、30代前半の時。会社の展示会がありそこで臨時スタッフとして来てもらった方だった。感じが良くてなんとなく打ち解けたときに"占わせてもらえません?"と言われてお願いした。
たぶん占術は四柱推命だった。
あなたはスターなんだよとか言われて非常に気分がよかった。
スター!もう一回言っちゃおう、あなたはスター!なんて良い響き♡
(お二人とも鑑定の後に何かに誘われたり何かを売られたりは一切しておりませぬ、念のため~)
それからはや数年、今わたしも"占いの勉強をしています、よかったら見させてもらえますか?"の人になりつつある。わたしは現在の職場では言うつもりはないけれど、なんか不思議。
やりたいことのヒントは、自分が気がつかないだけで実は身近に転がっているのかもね。
ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う
人生って 不思議なものですね
〜美空ひばり 愛燦燦より〜
(だいすき)
夢でメッセージをもらお〜 ちょっとしたコツなどの巻💫
昨日の朝、これはメッセージだなと思う夢を見たのですが(以下のツイート)
ああいう時、なるべく夢モードを保って、そのまま即メモしないとだめだね。
— まいまい (@moonlit_pixie_) January 16, 2022
次こそチャレンジ。うまく覚えていられる時もあるけど今日は興奮して、夢モードから外れてしもうた😂
ちなみに最後のひとつは
•犬が好きなひと🐶
だった~
1個覚えていただけでもヨシとしよ~
途中で興奮して夢モードからピュイッと外れてしまい、メッセージ1/3しか覚えていませんでした。ぴえん。
YOUのパートナーはこんな人だよ!という紙が急にぺローンと脳内に飛んできたのですが3項目書いてあり
1:性格について
2:職業
3:犬が好きなひと
でした。1と2は項目については覚えているんだけど、内容はわすれてしもうたんです。
3番目だけ内容を覚えていた。それでヨシとしとこう、うむ。
アカシックリーディングを習う前から不思議な夢を見たりメッセージを夢でもらう、ということはちょくちょくあったのですが習ったあとはやっぱりある程度"夢or夢うつつでメッセージをもらう"ということが意識的にできるようになりました。
アカシックリーディングは"脳波を一定レベルに下げれば読める(普段上がってるからね)"のです。読める=伝えられる、ではないけれど。それはまた別のお話。
ただ、脳波が下がった状態をキープしたりするのが大変な気がする。個人差ありだと思うけど。だからスクールでも集中力を保つ訓練をめちゃくちゃやりました。こなせないぐらいの量のホームワークがドカンと出て、スピリチュアル系かと思いきや(いや、たしかにスピリチュアル系なのだけど)、あれは体育会系だった。
そして今回のわたしみたいに"なになに?!パートナーはこんな人?うぉぉ〜!"と血眼になると一瞬で脳波は上がるのです。。ちぃん。
夢でメッセージを受け取るコツは、ぼーーっと見ることかなと思います。あと、ぜったいにメッセージを取れると信じて疑わないこと。消えちゃう!取らなきゃ!とか思うからがっついてしまうのかもしれない。
まずは"夢でメッセージもらう!"と思って今夜寝てみるのが良いと思いますね。
そして明朝たとえメッセージを受け取れていなくても1mmも気にしないでまたトライするのだ。
れっつとらーい!わたしもまたやってみます。
ぐーぐーぐー
忘れたころにメッセージがやってきたりするもんね〜
家ほどステキな場所はない 〜ドロシーと家さがしの巻〜
突然ですが、わたしは再来年をめどに家を買おうとしています。
命式では木ばっかりで土の要素がなく、現実的なことが苦手なわたしですが、現在大運に土の要素がまわってきているようで、豊かな暮らしを作っていく時期とのこと。
今は賃貸物件に住んでいるのですが、賃貸契約前に大家さんから購入の打診をされたこともあり、今の家を買う可能性もあります。
そして今の家はとても気に入っています。
しかし、家を買うなんてとても大きな買い物なわけで、色々見に行かなきゃ!そう思った途端、条件が非常にぴったりの物件が出たため、本日1件部屋の内見に行ってきました。
行く前にアドバイスとしてインナーチャイルドカードを1枚引き。
ドロシー!
カードを見た瞬間、ドロシーの可愛い声で“There’s no place like home.”(家ほどステキな場所はない)と脳内に再生されました。
家探しにぴったりのカード!
さあーどうなる、内見!まさか1件目で決まってしまったり?!と思いましたが、うん、ちょっとダメでした。
今住んでいるマンションの別の部屋だったのですがね、なんか閉塞感というか、縮こまる感じがしました。眺望だとか現実的に気になるポイントもいくつかあったし、とにかく“あ。ここじゃない。賃貸なら良いけど、ここに大金は出せない。“と思いました。
内見が終わり家に帰ってきて、やっぱり今の家良い〜!と感じ、あ。この家を買うことになるからドロシーのカードだったのかも、と。
ドロシーは、“if I go looking for my heart's desire again, I won't look any further than my own back yard. Because if it isn't there, I never really lost it to begin with.“(もしまた心の望みを見つけに行くなら、裏庭よりとおくには探さない。そこにないなら、はじめからないってこと)と言っていますね。
でも、ドロシーは旅を経たから家がいちばん!ってわかったわけで、
わたしも“今の家がいい!“とばかり思わずに、良い物件が出たらフットワーク軽く、なんならドロシーのように赤い靴を履いて色々見に行ってみようと思いました。
るんるん♪内見の旅!内見ってほんと楽しい。
そしてインナーチャイルドカードのドロシーの解説ページの最後に
“あなたのマジカルアドベンチャーが終わる頃に、ガイドとヘルパーたちが家に案内します“と書いてあって、すっごくうれしい気持ちに。ステキな家が見つかりそうだ✨
わーい!予祝しちゃおう✨
さあーとにかくお金を貯める!うむ!
あ、でも良い靴だけは買おう、良いおうちに連れて行ってもらえるように😊
王子はなぜ野獣になったのか?美女と野獣の原作を読んでみたの巻 その2【インナーチャイルドカードと読書記録】
美女と野獣のお話。前回からのつづきです。3週間も経ってしまった…。師走のせいにしよう。
今回も少々ネタバレ含みますので、原作を読んで内容を知りたい方はここで画面をとじてくださいね。
ーーーーー
さて、前回はディズニー版とヴィルヌーヴ夫人版(オリジナル版)でなぜ王子は野獣になったのかを比べてみました。
あれ〜王子ったらわがまま男じゃなかったんじゃん!と思ったわたしはオリジナル版を短縮したとされるボーモン夫人版も読んでみることにしました。
ボーモン夫人版に至ってはなんと
「意地悪な仙女がおりましてね、ぼくがあんな姿になるように、むりやりぼくに言い渡したんですよ」(本文より引用)
としか書いてありませんでした。いくら短編小説だって言っても理由短すぎやしないか…。
みんなあまりなぜそうなったのか?って気にしないんでしょうかね。
なんでなんで?どーしてどーして?と知りたくなっちゃうけどなぁ。
"意地悪な仙女がいたんですよ…"だけじゃわたし到底納得できないです。
仙女の生い立ちまで知りたくなってしまう。
結局今回の読書で、王子が野獣になった背景については一応わかった訳なのですが、それよりも“なんでなんでどーしてなんで?“っていう自分の探求性をあらためて自覚したような気がします。
そういえばインド占星術の鑑定を受けた際も
“あなたは本質に行き着こうとしたがる。本質を極めたがる。“と言われました。
当たってる〜。占いってやっぱりすごい〜。
そうそう、わたしは野獣になった理由が結構重要だと思っていたので玉紀先生にこのあたりのことを聞いてみました。玉紀先生は、“突然 悪が降りかかってくるようなことのが実は多いじゃない?”というようなことをおっしゃっていて、わたくし深く納得。
なんでこんなことがわたしの身に起きるのかって感じることありますもんね。
そういう意味ではディズニー版の方が“おとぎ話的“なのかもしれません。
いい子にしていれば大丈夫!みたいな感じ。
そういう側面も人生にあるとは思います。一種の生存戦略。
(でもいい子のやりすぎはほどほどに…自戒をこめて)
はっ!そして突然気がつきましたが、"いい子にしていればわるいこと起きない!"とわたしが思っていたから、信じていたから、野獣になった理由をこんなに気にしたのかもしれません。ひー。
"自由でいたっていいことばっかり♡"に今この瞬間から己の信念を変えよう。
ちなみにオリジナル版ではベルの出生の秘密も描かれています。
美女と野獣は結ばれる運命だったのねえ〜と思うような描写もあり、結構おもしろかったです。こっちバージョンで映画化しても面白そうな気が。
おとぎ話というか妖精やら不思議な存在が出てくる話ってやっぱり面白いですね。
読書の冬〜♪